東信水産 織茂信尋社長の新著『魚屋は真夜中に刺身を引き始める~鮮魚ビジネス革新の舞台裏~』7月6日に発刊
東信水産株式会社
2021/07/07
1949年創業、荻窪に総本店を構え、都内百貨店を中心に多数の生鮮魚介専門店を展開する東信水産株式会社。その代表取締役社長である織茂信尋氏による初の著書「魚屋は真夜中に刺身を引き始める~鮮魚ビジネス革新の舞台裏~」が、2021年7月6日にダイヤモンド社から発刊されました。
内容紹介
高級百貨店の食品フロアーで鮮魚売り場を運営する水産販売業が、著者が社長を務める東信水産(本社東京)。戦後の混乱期に創業し、高度成長に合わせて刺身技術に特化し、マグロやカニなど高級品を中心に取り扱い、業容を拡大して著者は4代目にあたる。3代目から会社を受け継いでからは、閉塞感が高かった既存事業である鮮魚ビジネスに変革を起こそうと、市場開拓、売り場改革、IT化など次々に新たな取り組んできた。特に注目すべきは、これまでどの流通業者も試みてこなかった刺身の加工場での製品化。店頭で魚をさばくだけではなく、加工場で大量に刺身を作ることで、効率化を進めるとともにミニスーパーなど店頭で製造が困難なチャネルの開拓を始めている。書名の「真夜中」は、加工した刺身は当日にしか売れないため、日付が変わった時点から商品を作り始めることに由来する。農産物や食肉とは違い、鮮魚ビジネスの近代化には数多くの障壁があり、これまで業界には革新が起きてこなかった。水産流通の問題点を明らかにし、鮮魚ビジネスの未来像を提示する。
書籍概要
書籍名:「魚屋は真夜中に刺身を引き始める~鮮魚ビジネス革新の舞台裏~」
著者:織茂信尋
出版社:ダイヤモンド社
定価:1650円(本体1500円+税10%)
発行年月:2021年07月
頁数:300