産直通販とフルーツパーラー展開で和歌山の果物の魅力を全国に発信【週刊ダイヤモンドMI連動】
有限会社柑香園(観音山フルーツガーデン)
2022/11/18
みかん、レモン、ポンカン、ライム、グレープフルーツなどの柑橘類が数十種と柿、イチジクを栽培、さらにいちご、桃、ぶどうなど計200種類以上の果物を取り扱う明治44年創業の農業法人。現在の栽培面積はおよそ14ヘクタールで、近隣農家(約300軒)とも委託栽培で連携。「観音山」ブランドのもと、ITを活用した直販体制の確立、ジュース、ジャムなどの加工・製造、「観音山フルーツパーラー」10店舗の運営など、付加価値の高い事業を展開している。
モノではなくストーリー(果物語)を大切に、手摘み・手作業の選果にこだわるなど、美味しさと高品質を徹底して追求。多くのファンを獲得している。また、新規就農対策(研修・のれん分け)や農家の所得向上(相場より高価格で買い上げ)にも注力しており、地域農業の底上げに積極的に取り組む。
会社概要
有限会社柑香園(観音山フルーツガーデン)代表取締役会長 児玉 典男 氏
設 立:1962年12月(創業1911年)
資本金:1000万円
従業員数:80名
売上高:6億2,000万円(2022年8月期)