超高精度な”仕上げ”の技術で、大型船舶向けエンジン部品を軸に業容を拡大【週刊ダイヤモンドMI連動】
株式会社森川ゲージ製作所
2023/07/21
「どなんかするを誇りに、どなんかできるを喜びに」。森川ゲージ製作所は、祖業であるゲージ製作を通じて培ってきた高い精度の技術力と、丁寧で几帳面な企業文化を強みに、タンカーなどの大型船舶向けエンジン部品、建設機械向け油圧機器の設計・製造を軸に事業を展開。特にミクロン単位の幾何公差仕上げ、鏡面仕上げ(ラッピング)の技術力には定評がある。
3代目となる森川正英社長は、「ものづくりはひとづくり」の信念のもと、人財育成や技術の継承、挑戦し続ける社風の形成などを通じた、強い組織づくりを追求。「大企業を辞めて地元に戻るときに一番に選ばれる会社」としての魅力の発信にも努める。
直近では、加速する海運業界の脱炭素化の流れを見据えて、より上流工程での提案力やさらなる技術開発力の向上に注力中だ。
会社概要
株式会社森川ゲージ製作所 代表取締役 森川 正英 氏
創 立:1955年1月
資本金:2,400万円
従業員数:62名
売 上:約10億円(2023年8月期見込)