半導体の熱処理工程向け装置・部品製造を軸に新素材開発で産学官連携を推進【週刊ダイヤモンドMI連動】
株式会社三幸
2024/12/14
商社からメーカーへ、消耗品から精密機械へ。新素材開発を通じて、モノづくりのより川上へ。時代の変化への対応と、持ち前の技術開発力を生かして、業容を進化させ続けてきた三幸。
現在は半導体製造の熱処理工程まわりを中心に、単結晶の育成時に用いる抵抗加熱装置で使用するヒーターや坩堝などのカーボン製品、高周波加熱装置で使用するセラミック製品、真空関連装置や加熱関連装置などの精密機械製品の製造を3本柱としており、装置と部品の双方の知見を活かし、顧客の開発環境を支援できることが大きな強みだ。
近年はさらに、大学の研究室との連携を強化して、モノづくりの未来を創造。高い熱伝導率と絶縁性を併せ持つ画期的な新素材(窒化アルミ単結晶)や、自動操業可能な結晶育成装置の開発などを進めている。
会社概要
株式会社三幸 代表取締役社長 奥野 敦 氏
説 立:1969年2月
資本金:2,000万円
従業員数:70名(グループ計)
売 上:29億9,800万円(2023年12月期)