2023年の関西特別例会は、阪神タイガース前監督・プロ野球評論家の矢野燿大 (やの あきひろ)様をゲストにお招きしての開催でした。

今年の阪神は開幕直後から絶好調で、早くから多くの参加申込みがありました。そして9月14日に、18年ぶりのリーグ優勝を達成！そういった記念のタイミングでもあり、非常に盛り上がった開催になりました (主催者的には、優勝直後の開催になる想定をしていたのですが、終盤の阪神が強すぎました)

会の冒頭にご挨拶いただいたのは、ペタビット株式会社 代表取締役社長 伊藤浩様。今回の開催にあたり、ゲストの矢野様をつないでいただきました。同社は故星野仙一監督とともに、全国規模の学童野球大会「ポップアスリートカップ」を立ち上げ、現在では約1,400チームが参加する屈指の規模に広げられています。

そして矢野様のご講演がスタート。

矢野様のお話は、選手のことを真に考え育ててきた監督としての姿勢が、終始熱い思いとして溢れるとても素敵な内容でした。

師として仰ぐ、星野監督や野村監督とのエピソード、二軍監督に就任した際に掲げた「超積極的」「諦めない」「誰かを喜ばせる」という3つの方針の内容、指導者として自分に課した「相手の可能性を信じ切る」というルールなど、それぞれの実際の取り組みやその背景にある思いなどを、丁寧にお話しいただきました。

※セミナーレポートは、後日会員の皆様にお届けします

懇親会では、まず直近の新会員企業様から自己紹介のスピーチ。今回は5社。関西地区のご入会も増えありがたい限りです。

乾杯は、新潟村上市からお越しいただいた、パルス電子の石原社長。高校時代には、捕手として甲子園出場のご経験もあり、強い共感を持ってお話が聞けたとおっしゃっていました。

実は今回の開催にあたって、矢野様から参加者全員にサイン色紙をプレゼントいただけるとのご厚意をいただき

開催の前に、たくさんのサインをいただきました。

さらに懇親会時には、サイン色紙を持って各テーブルを順に回っていただきました。どのテーブルでも、参加者から身を乗り出すように質問が相次ぎ

「記念に一緒に写真を撮りたい」という個別のリクエストにも、すべて対応いただきました。ありがとうございました。

矢野様は社会貢献活動にも積極的に取り組んでおられます。その一つが「アスリートによる社会貢献活動の支援を通してスポーツの新たな社会的価値を創造する」をミッションに立ち上がった『特定非営利活動法人THANKYOU FUND』。さらには「筋ジストロフィー 電動車いす等の支援並びに大阪府内に37ある児童養護施設で暮らす子ども達への支援 」を行う『39（サンキュー）矢野基金』。

今回の講演を通じて『THANKYOU FUND』の法人会員のご案内、『39（サンキュー）矢野基金』の募金箱の設置を行いましたが、ご講演ならびに懇親を通じての矢野様の人柄に惹かれた経営者がとても多く、10社近い法人会員の加入ならびに4万円を超える募金など、新たなご賛同をたくさんいただきました。

さらには「今年の阪神の優勝は、矢野監督時代の4年間があったから」という温かいお声がけも、皆様から寄せられていました。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。