企業経営者が４人１組となってお互いの会社を順に訪問し、経営からプライベートまでとことん語りこむ「４人会」。多くの気付きや刺激を得られ、本音で語り合える仲間ができることで人気です。そこでこれまでの少数有志の会から発展させ、ダイヤモンド経営者倶楽部の正式メニューとしてスタートします。ご興味ございます方は、ダイヤモンド経営者倶楽部事務局各担当まで、もしくはホームページ【お問い合わせフォーム】からご連絡ください。

★週刊ダイヤモンド2021/2/27号 15ページに、「4人会」の紹介記事が掲載されています。

▲キョーラク本社で開催された4人会のひとコマ。写真左側から、キョーラク 長瀬孝充社長、 ＩＮＳＩＧＨＴ ＬＡＢ 佐藤良彦社長、 ＢｏＣｏ 謝端明社長、サインポスト 蒲原寧社長。（※撮影のため一時的にマスクを外しています）

4人会の基本ルール

・名称の通り”4人一組”で構成し、順に各社を回り忌憚のない意見交換を行います。各回3時間、計4回がワンセットになります。

・訪問先の社長がその日の主役になります。オフィスや工場などの案内、社長のこれまでの経歴や苦労話、経営のこだわりなど”ここだけ!”の話を、ぶっちゃけトークで披露いただきます。

・話の内容は、その場限り。リーダーは毎回、守秘義務を確認して進行します。

※どれだけ自身の思いをオープンに吐露し、参加している皆さんと共有できるか。そこがこの会の最大のポイントとなります。自分の内面をさらけ出すことが苦手な方は、不向きかもしれません。

参加者の声

自分にないものを持った経営者との“ご縁” がとてもありがたい

株式会社ジー・トライ　代表取締役 合田 陽一 様

業種や年齢、住んでいる地域など置かれている環境が違っても「経営」という共通軸があることで自然と話が盛り上がっていくのが、この会の良いところです。みなさんの個性が際立つほど、あらためて自分を客観視する機会になりますし、自分にないものを持った人の話は非常に勉強になります。話し込んでいくと、予想外に身近な人がつながっていたり、仕事の関連性が出てきたり、「人の縁って面白いな」ってつくづく感じます。日頃は自分の気の合う経営者と話し込みがちだからこそ、半ば強制的に組み合わされたこの会で学べるものは多い。全員がダイヤモンド経営者倶楽部の会員という安心感も、お互いに心を開く上での大切なポイントになっています。

よく作られたテレビのドキュメント番組を間近に見ている感覚

株式会社ヨシダ防災設備　代表取締役社長　上村 裕基 様

最初こそ初めて会う経営者ばかりで戸惑いはありますが、みなさんの個性や価値観が露わになるにつれ、どんどんと惹き込まれていく。その加速感が楽しいですね。経営者間だからこそ話せる赤裸々なエピソードの数々は、テレビのドキュメント番組を超えるほどです。またみなさんの質問の切り口がそれぞれ違うため、自分にない視点を学べたり、それぞれの企業像や経営のありかた、未来イメージまでもが立体的に浮かんでくるようになるのも面白い。コロナ禍でオンライン対応を検討したこともありますが、やはり「お互いに顔を合わせて語るからこそ、得られるものが多い」というのが共通の認識で、あらためて次回のタイミングを計っているところです。

インスピレーションが次々と沸く、未来への起爆剤となる場所

アヴァント株式会社　代表取締役CEO 兼CTO　鈴木 将親 様

同じ悩みを抱えている方、一歩先を進んでいる方、それぞれの会社の歩みやその時々の思いを聞くことで、自社のステージを再認識できたり、いま手がけていることが間違っていないと確信を持つことができたり。 自らを見つめ直す機会として、有意義な時間になっています。みなさんの話も非常に刺激的で、私も触発されて次々とアイデアが湧いてきます。先日も４人会終了後、模索していた事業計画が一気に進んだりと、私自身そして会社にとっての大きな起爆剤となってきました。大切なのは、どこまで自分の思いを赤裸々に語れるかどうか。その感覚を共有できる仲間が増えることが、経営にとって大きなプラスになると感じています。

経営の多様な解を一瞬にして導いてくれる“戦友” が生まれる

株式会社ヨネヤマ　代表取締役社長　武井 泰士 様

社長室に案内し、引き出しの中もパソコンのデスクトップ画面もすべて見せる。４人会では、このように自分のすべてをさらけ出して語り合いますから、その時間だけでは終わらない、長く深く付き合える関係がたくさん生まれます。それはまさに“戦友”といった感覚であり、経営の指針を一瞬で導き出してくれる羅針盤のような存在でもあります。時間がない経営者にとっては、そのスピード感や豊富な事例は非常にありがたいものです。私は４人会の構想がスタートしたころから参加し、もう１０数名ほどの経営者とご一緒させていただきましたが、次はどんな経営者に出会い、その思いに触れることができるか、毎回本当に楽しみにしています。