作家 守屋 淳 様
1965年 東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。大手書店勤務後、中国古典、主に『孫子』『論語』『老子』『荘子』などの知恵を現代にどのように活かすかをテーマとした、執筆や企業での研修・講演を行う。『最高の戦略教科書 孫子』『組織サバイバルの教科書 韓非子』『マンガ 最高の戦略教科書 孫子』(日本経済新聞出版社)はシリーズ計20万部、『現代語訳 論語と算盤』(ちくま新書)は34万部を超えるロングセラー、近著に「『論語』がわかれば日本がわかる」(ちくま新書)
2020年07月08日(水) セミナー/勉強会
2018年11月、2019年9月に開催し大好評だった守屋淳先生の「中国古典に学ぶ」シリーズ第3弾。
今回は、満を持して、「韓非子」を取り上げます。
日本の企業は、『論語』や儒教の影響を受けた「家族主義的」「温情的」経営を伝統的に行っているところが今でもたくさんあります。そして、これらの特徴は日本企業の様々な強みを生みだしてきました。ところが昨今、グローバル化や世代間格差による価値観の多様化などによって、従来のやり方が通用しなくなってきた面があります。中国古代、『論語』や儒教的な組織観の問題を見抜き、それに対抗するために生まれてきたのが『韓非子』という古典に他なりません。『韓非子』は、外部が厳しい競争環境で、しかも部下が信用できないという条件の中、組織が一つにまとまり、しかも成果が挙げられる方法を考案しました。以後、中国では『論語』と『韓非子』二つのやり方をうまくバランスさせることが、いい組織を作る基本だと考えられています。この二つの古典をもとに、よき組織を作る方法についてお話をします。
1965年 東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。大手書店勤務後、中国古典、主に『孫子』『論語』『老子』『荘子』などの知恵を現代にどのように活かすかをテーマとした、執筆や企業での研修・講演を行う。『最高の戦略教科書 孫子』『組織サバイバルの教科書 韓非子』『マンガ 最高の戦略教科書 孫子』(日本経済新聞出版社)はシリーズ計20万部、『現代語訳 論語と算盤』(ちくま新書)は34万部を超えるロングセラー、近著に「『論語』がわかれば日本がわかる」(ちくま新書)
開催日 : 2020年07月08日(水)
18:30~20:30
(受付開始 18:00)