長年にわたる生薬と温泉研究の知見を武器に、入浴剤・育毛剤の市場を牽引【週刊ダイヤモンドMI連動】
株式会社バスクリン
2023/04/24
温泉ミネラルと炭酸ガスの相乗で温浴効果を高める「きき湯」、全国18カ所の温泉地公認(※)の「日本の名湯」、1930年に発売された超ロングセラー「バスクリン」、これらに代表される入浴剤事業と、「インセント」「モルティ」「モウガ」「髪姫」などのブランドを持つ育毛剤事業を経営の両輪として成長。
入浴剤のパイオニアとして125年以上積み重ねてきた生薬の研究実績と、全国の温泉の成分や効能を分析し続けてきた知見。その相乗による開発技術やマーケティング力が、高い競争力の基盤にある。
現在のテーマは、Z世代などへの入浴剤市場の裾野の拡大や、スキンケア、美容、リラックス効果など、若い女性のニーズに応える付加価値の高い商品づくりの推進だ。入浴ならびに入浴剤の魅力や価値の、海外に向けた発信にも力を入れる。
(※) 各温泉地で温泉に関わった活動をしている自治体または団体に、コンセプト、湯ざわり、色、香りなどを品質確認のもと発売している。
会社概要
株式会社バスクリン 代表取締役社長 三枚堂 正悟 氏
設 立: 2008年7月
資 本 金: 3億円
従業員数 : 約300名
売 上: 157億5,400万円(2022年12月期)