フカヒレ製造の第一人者。その実績を生かして中華食材や総菜も拡大【週刊ダイヤモンドMI連動】
株式会社中華・高橋
2022/11/18
創業から間もなく70年、3代続く中華に特化した専門総合会社。特にフカヒレ生産・販売の実績は国内随一で、首都圏1都3県の約2000 社と取り引きする。フカヒレの生産・加工は宮城県気仙沼市に2つの専用工場を持ち、中華総菜の開発拠点として都内に「C’ sKitchen」を運営する。
近年のテーマの一つが、すり身の原料が主用途だった「サメの身の部分」の付加価値創造だ。独自ブランド「ピーチシャーク®」の開発や、昆布締めの手法を用いた生食提案などで新市場の開拓に挑む。一方、フカヒレに依存しない商品の多様化も推進。商品企画・開発から、原料加工、卸・小売までの一貫体制を生かして、現場の課題解決につながるオリジナル総菜の販売も拡大中だ。また中華料理情報サイト「8 0C(ハオチー)」も根強い人気を誇っている。
会社概要
株式会社中華・高橋 代表取締役社長 髙橋 滉 氏
設 立:1953年5月
資本金:8,180万円
従業員数:約60名
売上高:28億円(2022年4月期)