プラスチック射出成形技術を軸に、EV向け・BtoCなど時代に合わせた新業態を創造【週刊ダイヤモンドMI連動】
大阪銘板株式会社
2024/06/20
創業から今年で110年。金属製ネームプレートなどの〝銘板〞からスタートし、やがて射出成形技術を用いたプラスチック成形・2次加工を軸に事業を大きく成長させる。現在の主力製品は、フロントパネル、バックドアなどの自動車の内・外装材、アミューズメント向けや家電製品の筐体など。東大阪を基盤に、奈良・岡山・栃木・大分に製造拠点、シンガポール・マレーシア・中国にも関連会社を持つ。
近年は、EV向けの新製品の開発など、時代の変化に合わせた市場創造を推進。一方で、金型製造のノウハウを生かした、リバースエンジニアリングやメンテナンスの依頼も増えている。さらにBtoC事業も新たな柱として、強みとする加工技術を生かした日用品などを販売。直近では「soem」を中心に、長く愛されるブランドづくりに力を入れている。
企業概要
大阪銘板株式会社 代表取締役社長 山口 徹 氏
本社所在:大阪府東大阪市七軒家
創 業:1914年
資本金:9,800万円
従業員数:280名(グループ計)
売 上:84億7,000万円(2023年3月期)