「峠の釜めし」で有名な荻野屋の新店舗「荻野屋 弦」がエキュートエディション有楽町に3月26日オープン
日本を代表する駅弁「峠の釜めし」を販売する群馬県横川の老舗「荻野屋」が、新業態となる「荻野屋 弦」を3月26日、有楽町にオープンした。コロナ禍で群馬・長野地方に足を運ぶ機会が少なくなっている中で、群馬・長野と東京を結ぶことをテーマにして立ち上がったものだ。
場所は、JR有楽町駅中央口をビックカメラ方面に出て、東京駅方面に数十メートル歩いたガード下。JR東日本グループが、「エキュート」の新業態として2020年からスタートした「エキュートエディション有楽町」の中になる。
店内は立飲みスペースと、お弁当類のテイクアウトコーナーからなり、看板である釜めしはもちろん、地元群馬・長野の食材を生かしたお惣菜や一品料理、ご当地の日本酒などが数多く用意されている。写真にあるように、釜めしの容器をアレンジしたサイズ・形状さまざまな陶器の器も面白い。
今回の出店にあたって、オリジナルメニューとして提供されるのが「有楽町の釜めし 弦」。
鶏肉がローストビーフに代わっているのを目玉に、栗、うずらの卵、あんず以外は少しずつ変わり、より個性的に彩りも華やかになっている。
今回のオープンにあたり、オリジナルのエコバックをプレゼント中だ。
■立飲みレポート (2021/3/31訪問)
「荻野屋 弦」の立ち飲みの魅力を体感すべく、後日あらためて店舗に伺った。18時過ぎの到着で、ほぼすべての席がいっぱい。
料理メニューで目を惹くのは、やはり「峠の釜めしアタマ」。峠の釜めしからご飯を抜いた、具材だけをつまみにしたものだ。
お酒のメニューは、地元の群馬・長野県の商品を中心に。
そして何といってもこの店の特徴は、すべての器を峠の釜めしの”釜”をアレンジして作っていること。お酒の受け皿はミニチュアサイズ、料理のお皿は上部だけ切り取ったデザインになっている。以下、提供メニューの一部を紹介する。
牛すじ煮込み、鴨、うずらの煮卵
筍の土佐和え
東京ではまだあまりなじみがないが、群馬の最高級ニジマスとして売り出し中の「ギンヒカリ」を昆布で締め、低温調理をしたもの
■ 店舗概要 ■
店 名 :荻野屋 弦(げん) エキュートエディション有楽町店
所在地 :〒100-0006 東京都千代田区有楽町2-9-8 JR東日本有楽町駅高架下
営業時間:11:00~23:00 ※当面の間、東京都の時短要請を受け21:00閉店
TEL :03-6810-0211
定休日 :エキュートエディション有楽町に準ずる