日本の漁業を未来につなぐべく、業界の枠を超えたプラットフォームを構築【週刊ダイヤモンドMI連動】
JFIグループ(日光水産株式会社)
2022/07/23
静岡県御前崎を拠点に、国内最大規模の遠洋カツオ一本釣り漁業を手掛る日光水産が、有志を集い日本の漁業を未来につなぐべく設立した企業。漁船一隻買うにも多大な費用が必要となる遠洋漁業において、それぞれの強みを持ちより効率化を図ることで、競争力を高めていくことが目的。具体的には、販路開拓や加工・物流などの協業、雇用の多様性の確保や各地の水産情報の共有、ベンチャー投資などを行う。
2019年に神奈川県三浦の住吉漁業、南洋水産の事業を承継し、今後もグループ拡大を目指す。一方でJFI本体も、流通や外食など多様な業界との資本提携を想定し、水産業界の枠を超えた次世代プラットフォームの構築を狙う。
日光水産は、他にも水産加工業、物販、飲食事業などを展開。直近では横浜に「日光丸食堂」をオープンしている。
会社概要
JFIグループ(日光水産株式会社)
代表取締役社長 藪田 晃彰 氏
設 立:2018年6月
資本金:3,950万円
従業員数:13人(役員・乗組員を除く)
売 上:72億円(2021年8月期/日光水産を除くグループ計)
・日光水産株式会社 http://www.nikko-f.com/
・JFIグループ https://www.sumiyoshi-f.com/jfi