創業100年超の老舗青果店直営「水信フルーツパーラー」で旬のイチゴパフェ&ワッフルを堪能
大正4年(1915年)に創業。バナナ加工の草分け的な存在だった水信商店を起点とし、現在では青果仲卸、外販、小売、レストラン、不動産サービスなど、食を中心とした多様な業態を展開するする水信グループ。
得意とする果物を生かした、フルーツサンドやパフェなどのスイーツ類にも定評がありますが、今回は今が旬真っ盛りのいちごを使ったメニューを味わうべく、直営飲食店のなかでも最も新しい(2020/6/25オープン)「水信フルーツパーラー」にお伺いしてきました。
場所は2020年6月に開業した商業・文化施設「北仲ブリック&ホワイト」内。みなとみらい大通りから施設に入ってすぐ、正面角の一階という絶好の立地。
レンガ造りの外観とも相まって、非常に高級感ある落ち着いた雰囲気
飾られたフルーツの美しさも相俟って、美術館やギャラリーといった趣が漂います
店内に入って天井を見上げると、見事なステンドグラス。
そのカラフルなデザインが、卓上のスプーンやフォークに反射するさまも非常に美しい。テーブルクロスも非常に艶やか。10種類ほどのパターンを用意されているとのことです。
この店舗を設計したのは、日本を代表する工業デザイナーの水戸岡鋭治さん。JR九州の個性的な列車の数々をデザインし、ひときわ注目を集めた水戸岡さんですが、実は水信グループとの付き合いが古く、現在の店舗のほとんどが同氏がデザインしたものになっています。今回も、この店舗のためだけに制作された調度品の数々が、美しく構成されています。
※インタビュー参考 https://www.mizunobubrooks.com/fruit-parlor/interview/
では、今回いただいたスイーツの数々をご紹介します。まずは「苺のパフェ」(2,420円)
まるで宝石かのような美しいフォルムと透明感あふれる輝き。使っている苺は「とちおとめ」。苺の味わいが引き立つように、マスカルポーネを用いて酸味を加えているそう。中に入っているクランブルのサクサクとした食感や、泡立てられて乗せられていた苺のジュレも楽しめました。
そして「さくらももいちごとショコラパフェ」。お値段は少し上がって3,000円。「さくらももいちご」の名前は今回初めて聞きましたが、徳島県のごく一部の農家でしか栽培されていない非常に希少な苺だそうです。その貴重な「さくらももいちご」をたっぷり使い、バレンタインシーズンということもあって、大きめのチョコもアレンジ。
2品並べると、なかなかに壮観でウキウキしてきます。
さらにもう一品。季節のフルーツワッフル(苺) 1,400円。華やかな盛り付けが可愛らしく、生地もモチモチと食感よく、程よい酸味のいちごソースをかけると、さらに味わいが膨らみます。非常に優雅な午後のひと時を過ごさせていただきました。
そして後日・・・。新商品が発表されるということで、もう一度「水信フルーツパーラー」にお伺いしました。その新商品というのが
プレミアムフルーツサンド。水信の定番人気の一つだったフルーツサンドを、パン、生クリームの一つひとつにさらにこだわり磨き上げた商品。
会社のメンバーの差し入れにと2セットを購入してきました。計2,400円。専用のパッケージもとてもおしゃれです。
フルーツの断面が色鮮やかな二種類のフルーツサンドが2つずつ、計4個で1セットです。フルーティな爽やかさとしっとりとした深い味わい、社内で配るとあっという間に皆が取り合い、大好評でした。ごちそうさまでした。このプレミアムフルーツサンドは、当店(北仲・水信フルーツパーラー)と横浜ジョイナス本店での限定販売だそうです。
【店舗概要】水信フルーツパーラー
所在地:神奈川県横浜市中区北仲通5丁⽬57番地2
KITANAKA BRICK&WHITE 1F(みなとみらい線「⾺⾞道」駅直結)
営業時間:11:00 ~ 20:00
TEL 045-662-9295
ホームページ https://www.mizunobubrooks.com/fruit-parlor/