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8万社の顧客基盤と豊富な技術人材を強みに、HRテック事業が急成長【週刊ダイヤモンドMI連動】

株式会社ネオキャリア
2021/01/22

人材・ヘルスケア・HRテックを3本の柱に急成長を続けるネオキャリアグループ。「社会課題と向き合うこと」を使命に、「少子高齢化を解消するための『労働力を増やす』『労働生産性を上げる』事業」に軸足を置いた2011年以降、売上は15倍以上の伸びを見せている。

ここで積み重ねてきた8万社の顧客基盤、人事業務への知見、700名を超えるエンジニア人材などを強みに、飛躍的に業容を拡大しているのがHRテック部門だ。なかでも勤怠管理・人事管理・給与計算・経費精算・雇用契約など、人事回りの多様な業務を〝オールインワン〞で提供するクラウドサービス「jinjer(ジンジャー)」は、企業の課題に合わせて複数のプロダクトを組み合わせて使える利便性の高さが支持され、1万3000社以上の導入実績を誇っている。

(週刊ダイヤモンド2021/1/25号P.72「マンスリーインフォメーション」転載)

 

ネオキャリアの強さをキーワードで読み解く ~取材こぼれ話~              

— クラウド型勤怠管理システム「jinjer」について —

「オールインワン」である強み

ネオキャリアが提供する「jinjer」は、勤怠管理、人事管理、給与計算、経費精算、雇用契約など、人事・労務に関連する多種多様な機能を備えたクラウド型勤怠管理システムです。一つひとつの機能だけで見ると、競合と呼ばれる企業はいくつもありますが、「オールインワン」で提供するサービスは殆どありません。企業にとって、最初こそ必要なのは一部の機能でも、会社の成長や組織の拡大に合わせて、必要となる機能は増えていくはずです。

ですから将来の展開をしっかり見据えている企業にとって、一つの機能から手軽に始められ、必要に応じて拡張していくことができる「jinjer」への共感は強く、コンペなどでも圧倒的に高い競争力を持っています。特に中堅・大企業のお客さまからの支持が高いのが、私たちならではの特長と言えるでしょう。現在、クライアント数は1万3000社強。99.4%という高い継続契約率となっています。

【「jinjer」サービスページ】 https://www.neo-career.co.jp/service/jinjer

 

8万社の顧客基盤とエンジニア力の高さ

強みとなるのは、サービスモデルだけではありません。これまで採用や派遣。コンサルティングなど、企業の人事を多面的に支援してきたノウハウ、そして8万社に上る顧客基盤があります。僅かな社員数だったベンチャー企業が上場し、1000人規模の会社に成長していく。私たちのお客さまにはそういった事例がたくさんあり、その1社1社を間近に見て支援してきました。企業の成長や組織の活性化のために何が求められるのか、その知見がサービスのなかにふんだんに取りこまれているのです。

そういったシステムの改善・進化のスピーディな展開を可能にするのが、700名を超えるエンジニアチームの力です。早くから技術力の強化は重視しており、PDCAのサイクルが非常に早いのが自慢です。これらの相乗を生かすことで、HRテック領域で多くの人気サービスを輩出することができました。

 

— HRテックのその他の主要サービス —

Web会議システムなど多数のサービス展開

Web会議システム、採用マッチングアプリ、デジタルマーケティング支援ツール、LINEコミュニケーションツール、業務可視化ツールなど、私たちは非常に多彩なHRテックサービスを提供しています。

そのなかで現在注目度が高いのが、前述した「jinjer」とWeb会議システム「Calling」です。「jinjer」は、コロナ禍のリモート出勤での打刻対応ができたり、従業員のコンディションが把握できる「ワークバイタル機能」によって好評いただいているほか、「Calling」は今回のコロナ禍によるリモートワークの拡大などで、非常に多くの反響をいただいています。

【「Calling」サービスページ】 https://www.calling.fun/

 

— 企業風土、組織力の高さ —

企業のミッション性、現場の士気の高さが成長の源泉

大きな成長の転機となったのは、2008年のリーマンショックと、2011年の東日本大震災のタイミング。我々の存在意義を再確認し、世の中にベクトルを向けて「会社が何を目指すべきか、どんな存在であるべきか」方向性をしっかり定めました。それまでの「採用の支援」という表層的なものではなく、もっと深く「社会課題と向き合うビジネス」をテーマに掲げたのです。テーマは二つ。少子高齢化を解消するための「労働力を増やす」「労働生産性を上げる」を軸とすることです。このミッションを共有し徹底したことで、業績は飛躍的な伸長をもたらしました。

社員一人ひとりの士気の高さも、私たちの大きな財産です。社内イベントの実施や評価の仕組みなど、さまざまな形で、社内のモチベーションを高く保てる会社でありたいと工夫を凝らしています。今回のコロナ禍では、当社はあえてリモートを推奨していません。「リモートは若い意欲のある人の成長を阻害する」という判断によるものです。当然、社内に異論はありましたし、家庭の事情などによる希望は柔軟に判断しています。

ただこれまでの会社の歩みを振り返り、なぜ今まで当社は成長を続けてこれたのかをじっくり考えたとき、それはやはり人材力であり、一人ひとりが成長できる風土であったことのはず。であれば、その軸はどんな時もぶれてはいけないと。メディアや周りの経営者の言葉に踊らされずに、「本質は何か」ととことん考えぬくこと。コロナ禍の経験を経て、あらためて経営にとって重要なことだと感じています。

【理念体系】 https://www.neo-career.co.jp/company/philosophy/

 

会社概要

株式会社ネオキャリア 西澤 亮一 氏

代表取締役社長
設 立:  2000年11月
従業員数:  3,698名
資本金: 1億円
売上高 :  529億円(2020/9月期連結)

https://www.neo-career.co.jp/

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