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高視認性LCD表示器「彩Vision」が搭載された東武鉄道新型特急「スペーシアX」が7月15日から運行開始

株式会社交通電業社
2023/07/18

浅草~日光・鬼怒川方面をむすぶ、東武鉄道の新型特急「スペーシア X」が2023年7月15日に運行を開始しました。

東武鉄道にとって33年ぶりとなるフラッグシップ特急の誕生ということでかなり力が入っており、各地でイベントが行われるなどメディアからも高い注目を集めています。

この車両において大きな話題を集めたものの一つが、車両サイドに設置された行き先表示板。鉄道・バス車両など公共交通機関向けの表示装置で多数の実績を誇る交通電業社が開発した「彩(あや)Vision」です。

車両外部に表示されるこれらの電光板は、太陽光線の乱反射や直射日光による温度上昇の問題などからLCD(液晶)タイプのものを使用することが難しく、従来はLEDを用いたもの(※参考商品)が圧倒的でした。

しかし交通電業社の独自技術(ボンディング技術/特殊な樹脂材を用いて液晶をガラスに貼合し一体化する技術)により、液晶式でありつつ反射光を押さえ視認性を高めたことで、表示エリアを大型化し表示可能な情報量を増やすとともに、動画再生やグラフィック演出も可能になるなど大幅に機能性・デザイン性を高めました。

非常に美しいこの表示板の登場に、「スペーシア X」の到着ホームでは「彩Vision」の動画を撮影しようと人だかりができるほどでした。「スペーシア X」の搭乗時もしくは車両を見かけたときには、ぜひ「彩Vision」にもご注目ください。

 

参考リンク

●株式会社交通電業社 コーポレートサイト

●新型特急スペーシア X(SPACIA X)特設サイト

●鉄道チャンネル 「彩Vision」紹介記事

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