多慶屋の新館「TAKEYA 1」2022年11月16日グランドオープン。ワクワクする買物体験を受け継ぎつつ最寄り品を強化
1947年創業の老舗、御徒町の”顔”である「多慶屋」が、2022年11月16日に大型リニューアルを行いました。家具館、家具館別館、4号館などがあった一角を全体開発し、敷地面積400坪・延床面積2100坪の新本館「TAKEYA1」が誕生。多慶屋創業以来初の建替えとなる、ビッグプロジェクトです。
建物の外観は、多慶屋のイメージカラーである紫を基調に、さまざまな色・形が折り紙のように重なり合うデザイン。入江三宅設計事務所による設計ということで、遠目で見ても非常にインパクトがあります。
こちらはグランドオープン当日の開店間近な時間の写真。見事に大行列で、実際に予想を大幅に超えるお客さんが来場されたようです (※カメラ・撮影日が違うため建物の色がかなり異なって見えます)
今回は目玉の一つとして「サミット」「ダイソー」を誘致。”最寄り品”を強化し、日常の買い物の利便性を高める構成になっています。
地下のサミットのフロアに降りる階段も、非常に広くて開放的
エントランスにもありましたが、館内もエスカレーター回りに紋章のようなロゴデザインがたくさん。建物のコンセプトである「江戸紫モール」を表しているとのことです。
一階に入ると、出迎えてくれるのはお菓子・珍味類の数々。その品ぞろえは圧倒的で、見たこともない商品も多く、多慶屋ならではの「掘り出しものを見つけるワクワク感」は健在です。
こちらは3階の、化粧品・キッチン用品売り場。奥には催事場も併設されています。
今回の「TAKEYA1」グランドオープンに伴い、周辺の既存店舗もリニューアルしています。以前の「インテリア雑貨館」は「TAKEYA 4」となり、お酒売り場を一階に移動し、生鮮・日用品などの買い回りの利便性を高めています。
お酒の品ぞろえにはかなりこだわりがあると言い、森伊蔵、魔王などの希少性ある焼酎も売られていました。またレディス館は「TAKEYA 3」と改称し、ファッション関係、貴金属、インポート物など、こちらも多慶屋の強みを押し出した構成になっています。
スーパーでもディスカウントストアでもドラッグストアでもない、”業種”として括れないのが多慶屋の個性であり魅力です。創業以来受け継がれてきた”目利き力”と”仕入れ力”の高さを生かした、こだわりの専門店の複合施設と言えるでしょうか。
実は今回の「TAKEYA1」には、注目のスポットがあります。それはこのテラス部分。全面にカウンターを設置し、椅子も用意し、買い物をした人がこの場所で気軽に飲食できるようになっているのです。
ということで、冬物のストールやネクタイなどお目当ての買い物をした後、この場所で立飲みを敢行するべく、「TAKEYA1」で珍味、「サミット」でお刺身類、「TAKEYA4」で、店頭に大きくアピールされていた日本酒(幻とは手に入らぬこと)を購入して小宴席に。
珍味もお酒もは選ぶのに悩むほど種類があり、サミットのお惣菜も非常に手ごろな価格設定。いろいろ揃えても、立ち飲み屋で呑むよりまだ安い。買い物と飲食がドッキングしたエンターテインメント体験ができました。 (※外部から持ち込んだり、騒いで周囲に迷惑をかけたりしないようにご留意ください)
店舗情報
【住所】東京都台東区台東4-33-2
【営業時間】
TAKEYA1:9:00AM~9:00PM
※サミットのフロアのみ9:00AM~1:00AM
TAKEYA3、TAKEYA4:10:00AM~9:00PM
※2F以上のフロアは10:00AM~7:00PM
年中無休 ※1月1日(元日)を除く
★「TAKEYA1」フロアマップはこちらから https://takeya.co.jp/shop/shop005