事務局からのお知らせNotice

【1000回以上通ってまとめた】築地場外市場食べ歩きグルメ/ランチ&朝ごはん(2023-2024年版)

2021/04/01

 

これまでに延べ1,500回を超えて築地を訪れてきた経験をもとに、まとめた築地食べ歩きレポート・リニューアル版。インバウンド需要が復活して、完全に海外観光客に合わせた構図になり、美味しいものが食べられる場所と言えるかは怪しくなっていますが、、、だからこそ観光客用に最近オープンしたものではなく、築地の街や市場とともに歩んできた店。店主の思いが感じられ、地元の人に愛されている店舗を中心に紹介しています。

※場外で古くから営業する店舗の殆どは、市場の休みと連動しています。その場合、日祝日と大部分の水曜日は休みとなりますので、訪ねたい店舗のHPやSNS、豊洲市場の休みの情報などを確認してお越しください。特に物販店はほぼ市場休みと同じのため、水曜・日祝日はシャッターが閉まっている店が過半となります。また夜営業がない店のほとんどは14時には閉店します。

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【築地グルメ“勝手に超はしご酒”】2人で目標1日15軒!場外市場を味わい尽くす ※玉子焼き、まぐろ焼き、しゅうまい、立ち食い寿司など、ちょい食べグルメレポはこちらから

【築地昼はしご2022年版レポはこちら】築地の人気店9店を訪問。築地ならではの食とお酒を堪能 ※外部サイト

【全国行脚】「漁港食堂」「市場食堂」食べ歩きレポ  ※77市場62漁港(魚市場) 計191飲食店訪問/外部

【地域密着・常連主体】築地ランチの定番人気店を紹介 ※場外市場以外の築地の人気店を紹介中

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掲載店舗一覧 (2024/10/2最終更新) 

〇□(白抜き)は朝営業あり ■□(4角形)は夜営業あり ★は日曜営業あり

フォーシーズン(喫茶店/スパゲッティ)

長生庵(蕎麦/日本酒 )

鳥藤分店(鶏料理/親子丼)/〇鳥藤とりそばスタンド(ラーメン)

魚河岸三代目千秋(割烹/海鮮丼)

とゝや(焼き鳥丼)

田所食品(魚卵/お茶漬け)

きつねや(ホルモン丼)

●★つきじ芳野吉弥(あなご料理)

■★トラットリア・築地パラディーゾ(イタリアン)

■★築地すし大本館(寿司)

多け乃(居酒屋)

魚河岸バル 築地tamatomi ※夜のみ

■★築地寿司清本店(寿司)

網兼(喫茶店)※営業は週2回計4時間のみ

丸豊(テイクアウト/おにぎり)

 

ページが重くなりすぎたため、以下の店舗は【後編】に移動しました

海玄(海鮮丼/まぐろ)、喫茶マコ(喫茶/雑煮)、河岸頭(居酒屋/海鮮丼)米本珈琲(喫茶店)、築地魚政 Tsukiji Fish Burger MASA(フィッシュバーガー、立飲み)、若葉(ラーメン)、立喰い寿司あきら築地店(寿司) 、幸軒(ラーメン/しゅうまい)、東印度カレー商会(カレー)、黒川(天ぷら)、本種(寿司)、粋/地下の粋 (オイスター※夜のみ) 。築地魚河岸「魚河岸食堂フードコート」内・・・センリ軒(喫茶/軽食)、小田保(洋食/定食)、てっか屋 樋栄(まぐろ丼)

 

フォーシーズン

築地場外市場らしさを今に受け継ぐ人気喫茶店。テレビでも時々取り上げられるため、その後は長蛇の列が出来たりするが、現在はそういった一見客は少なく常連主体で落ち着いた雰囲気。

メニューはスパゲティ中心(2020年は一時的にご飯ものメニューも出していたが現在は再休止)。茹でた後フライパンでいためられたパスタの香ばしさと食感が、この店のメニューの最大の特徴。

その味わいの真価を一番感じられるのが、この和風パスタ。大葉が”これでもか!”というくらいに大量に乗って 890円(サラダ付き) 

※飲み物セットは珈琲、紅茶+150円。アイスコーヒーなど+180円  (2021/4/1)

スープスパゲッティ あさり・海老・イカの3種入り 1,100円(2021/4/30)

同店の看板メニューのもう一つ、ナポリタン 800円 (2021/5/26)。ノスタルジーさと新しさが同居する美しい盛り付け。ナポリタンのサラダは、別皿ではなくて一体提供。

海老・たらこのスパゲッティ 950円 (2021/6/10)。同じ構成でスープタイプもあり。

昭和の喫茶店の象徴的なメニュー、レモンスカッシュ 580円。注文されてから絞るレモンの味が濃厚で爽やか (2021/6/10)

カレースパ 850円 (2021/6/30)

オレンジスカッシュは、レモンスカッシュより若干安めの550円(2021/7/14)

ミートソースとナポリタンを半々に乗せたミート&ナポリタン 920円(2021/7/14)

ツナスープスパ。アイスティーをつけて1,130円。同じスープスパでも前記したあさり系とはまるで違って、クリームっぽさ満載。

見た目は和風スパだが、実はイカ・たらこのスパゲッティにトッピングで大葉を足したもの。大葉は+100円で、計1,050円。(2022/1/14)

海老・たらこクリーム スープスパゲッティ― 1,000円 (2022/4/1)

看板メニューの和風スパに、さらに大葉をトッピングしたもの。プラス100円で計990円 (2022/5/23)

濃厚な味わいの、カレークリームスープスパゲッティ 980円 (2022/11/1)

これも見た目では全く伝わらないが、海老たらこのスパゲッティにトッピングで大葉を足したもの1,100円(2023/2/20)。細長い器は珍しいなと思って聞いたら、あるオペレーション上の決め事があるのだそう。

 

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〇フォーシーズン 食べログ 3.65(2021/4/29現在)

インスタグラム #フォーシーズン

住所 中央区築地4-14-18 2F

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長生庵

店主は「築地はしご酒」実行委員長を務めるほか、築地振興のためのさまざまな施策を立案・実行する築地場外の顔役的存在であること。場内市場があったときはもちろん、今も”築地で働く人のため”を強く意識した経営スタイルであること。そして旬のネタにこだわり、日々新しい独創的なメニューが盛りだくさんで、いつ行っても新たな発見があること。いずれをとっても誰もが認める、築地場外市場を代表する名店。

 蕎麦屋ではあるが、鮮魚類もかなり充実。現在はコロナ禍で対応が難しくなっているが、日本酒へのこだわりも特筆もの。

海鮮6種丼そば付きセット 1,800円。本鮪、しらす、真鯛、カレイ、カツオのたたき、ウニの6種 (2021/5/31)

「長生庵」のランチの定番 海鮮丼と蕎麦のセット。この日は、伊豆下田産天然本鮪の中トロ赤身丼との組み合わせ 1,600円 (2021/4/2)。

「長生庵」新物とうもろこしと新玉ねぎと小エビのかき揚げぶっかけそば1,450円に、ミニミニしらす丼450円を追加して。かき揚げがめちゃでっかい。ミニミニ丼は器こそ小さいものの、しらすは1センチ近い厚みでたっぷり乗っかってる(2021/4/21)

鴨南蛮そば 冷やし 1,450円。冷やしそばではあるものの、鴨肉や茄子、ネギなどは調理直後で温かい。温バージョンは200円安い1,250円。

冷やしじゃこおろし蕎麦 1,250円、追い山椒付き。粗挽きした熊本県産新物山椒は、香り・味とも鮮烈で食欲が掻き立てられる。(2021/5/25)

久しぶりに復活した朝定食 700円 (2021/6/16)

築地で定食タイプの朝食はレアで、値段も手ごろなことから、地元の新しいお客さん層の開拓につながっているよう。

海鮮ちらし丼そば付セット 1,400円 (2021/7/5)。上面にしらすがふんだんにかかっているため分かりにくいけど、その下には本鮪赤身、カツオ、カマス、シマアジ、カニカマなどがふんだんに。

冷やし鱧天梅おろし蕎麦 1,500円 (2021/7/10)

冷やし青唐辛子せいろそば1,000円に、鯛ちくわ天200円をつけて (2021/8/11)

看板の海鮮丼と蕎麦のセット。この日は、バチ鮪中トロ丼そば付きセット 1,800円 (2021/9/2)

網走産白魚のかき揚げ天もり蕎麦 1,300円 (2021/9/27)

緊急事態宣言が解除されて、ようやく長生庵の本領発揮。この日(10/23土)は日中からほとんどのお客さんがお酒を頼んでて常時満席。

おすすめの飲み比べセット2,800円と、海苔山葵和えとブリカマのなめろう風二種盛り400円

おつまみメニュー一覧

そこからもう一点、自家製鴨ロースサラダ 600円

締めに牡蠣天もりそば(温) 1,800円

ネギカレー蕎麦 1,130円 (2021/11/2)  揚げ葱が大きくて、一瞬牡蠣天カレー蕎麦かと見紛う

長生庵50周年感謝祭3日目のサービスメニュー 北海道産天上鰤を使ったブリしらす丼そば付きセット破格の980円(2021/11/17)

海鮮丼六色丼そば付きセット (バチ鮪赤身、カマス、黒鯛、関イサキ、サーモン、シラス) 1,600円 (2021/11/24)

まさに冬ならではのメニュー 鍋焼きうどん 1,800円 (2022/1/6)

揚げ餅カレーそば 1,150円。お餅は築地の「大野屋」さんのものを使用 (2022/2/1)

朝定食は、「9種のおかず」の基本バージョン以外に、メインの一品を押し出したタイプのものも。割合的には半々くらいかなあ。

3月15日は、肉吸いをメインに。蕎麦なしで900円。

夏向けサッパリ仕様の新メニュー。桜海老と新玉ネギのかき揚げ入り九条ネギレモンそば 1,250円。かき揚げの下にはわかめとキュウリ。レモンは添え物だけではなく、だし汁の中にも初めから入ってます (2025/4/27)

ゴールデンウィークの初日(2022/4/29)、この日の開店時刻の11時にお店に向かうとすでに最後の一席。サクッと飲み食べして11:25に退出すると、すでに表には10名以上の並び。キス天400円、スミイカ天450円。

海鮮丼のあたま 1,500円。この日の海鮮10色丼のネタ部分だけのメニュー。身も蓋もない言い方をすれば、刺し盛り。普通の刺身と漬けバージョンを選べて、こちらは漬けタイプ。事前に漬けこんであるものではなく、注文を受けてから漬けタレをかけ回したもの。(2022/4/29)

おつまみ用のミニサイズの刺身から4種類をセレクト

真ん中のガラスの器のは、お通し (2022/5/21)

長生庵の定番メニューの一つ、しらす丼そば付きセット1,450円。小ぶりのしらすがめっちゃたくさん乗って、上には温玉 (2022/5/21)

2022/6/16の朝定食は、牛すじコムタンスープと海鮮ユッケ朝定食1,000円。朝9時訪問でほぼ満席。朝定食の提供残は2つのみ

2022/7/12の朝定食。「海鮮ばくだん&梅カイワレおろしそばの朝定食」1,050円。海鮮ばくだんは鰻入り

2022/8/13の土曜日限定日本酒飲み比べセットは「寒菊」。合計でも1,400円とかなりお手頃設定。この中では、「New Sensation コシヒカリ90 槽場汲み無濾過生原酒」が一番の好み。

鯨ベーコン燻製刺し 900円。日本酒のおつまみとしては抜群

締めは海鮮10色丼そば付きセット 2,000円。大間産天然生本鮪の中トロと赤身、ネギトロ、しらす、シマアジ、サーモン、イクラ、真鯛、カレイ、ボタン海老の10種

超細打ちうどんのすだち冷かけ 850円 (2022/8/26)

長生庵と「あんざまんす」のコラボによるたこ焼きの店頭販売。店内でも注文できる。大きめサイズ3個で400円

10/15(土)限定企画で今回が初の試みも、今後も続ける可能性ありとのこと。10時40分頃には海鮮具材品切れで、ちょうど最後の注文

ゆず切り&海鮮ばくだん&肉吸い&TKG朝定食 1,100円 (2022/12/1)。朝定食としてはそれなりの値段だけど、内容とボリュームを考えたらかなりお得。8:58で完売していました。この日の翌日で年内の朝定食は終了。

海鮮八色丼。生キハダまぐろ、本鮪中トロ・赤身、平目、氷見寒鰤、真鯛、ズワイガニ、しらす 3,000円 (2022/12/21)。この日の看板は、生のキハダまぐろ。東京で生のキハダは出会ったことがない。宮崎の油津産とのこと。(2022/12/21)

2023年の築地初めは、順当に長生庵から。小海老と金時人参と玉ネギのかき揚げぶっかけそば 1,550円 (2023/1/6)

シーズン終盤のセリ蕎麦と牡蠣天の組み合わせで。計1,750円 (2023/2/28)

生桜海老入り「白海老天ぶっかけおろしそば」1,950円 (2023/4/13)

びっくりするほどあさりが入った「あさりそば」1,550円 (2023/4/13)

長生庵のかつての看板メニュー「もち豚カレーそば」も久しぶりの提供だそう。自家製チャーシュー(煮豚)の厚さは1センチ強。1枚入りで1,450円。もう一枚追加するとプラス400円 (2023/6/6)

 

つくね芋の月見芋と山エノキ入り鶏つくね汁と自家製柚子切りそば朝定食 1,150円(2023/6/19)

夏季は朝定食の代わりに、朝そばが登場。7/18からスタート。7/28の朝そばは、かいわれ大根入り冷やし納豆そば 900円

鶏サラダそば(ごまだれ入り)1,100円。冷やし系メニューは平皿が一般的だけど、このメニューは深めの丼提供。色味が美しく鶏肉がとても美味しかった。ごまだれの冷たいつゆに、温かいそば湯が提供されるというのもユニーク。(2023/8/8)

海味賜(うまし)800円。日本三大珍味の「うに」「からすみ」「このわた」をブレンドしたもの。(以下3点2023/9/16)

長崎産ほうぼうの刺身 600円

仙台せり根っこのかき揚げをかけ蕎麦に載せたもの 計1,350円

自家製からすみ 1,000円

初めて聞くメニュー かじき鮪のおでん 700円

締めは大海老の天ぷらそば 1,950円 (上記3点、2023/12/23)

駿河湾産 生桜海老のかき揚げそば 1,900円。大きなかき揚げには、大量の桜海老。運ばれてくる最中から、香りが漂ってくる (2024/4/3)

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〇長生庵 食べログ 3.69(2021/4/29)

[公式 Twitter インスタグラム ]

インスタグラム #長生庵

住所 中央区築地4-14-1 モンテベルデ1F

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★他市場の市場食堂・漁港食堂訪問ブログはこちら★

 

鳥藤 (鳥藤分店)

明治40年創業。鈴木章夫会長が築地場外市場商店街振興組合理事長を務めるなど、築地を代表する店「鳥藤」の飲食店。これだけ親子丼メニューが盛りだくさんな店は、日本に他にないのではというくらいに種類が豊富(2022/2中旬からメニューを大幅に削減)。築地魚河岸内ならびに豊洲市場内にも飲食店を経営。本店は物販専門だが、鶏ももが数種類売られていて、食事帰りによく買って帰る。2022年に東京駅構内、2023年に神宮球場内に新規出店するなど、近年の攻勢も目覚ましい。

 

「鳥藤分店」を代表するメニュー 親子丼しお 950円。塩味なので玉子の色合いがそのまま表現されてとても美しい (2021/4/10)

市場の朝ごはん!といった雰囲気が漂う、鶏すいと卵かけご飯(700円)。11時までの朝メニュー。鶏すいのなかには小さく切った鶏肉がたくさん。けっこう固めなので旨味を噛みしめながら。※メニュー改定で廃止

こちらも鳥藤らしい一品、親子カレー1,050円 (2021/5/28)。親子丼、カレーそれぞれがきっちり分けられており、合いがけといった感じの提供。

なみなみ入った白湯スープに、たっぷりのキャベツ、鶏肉そしてつくねも。水炊き定食 950円(2021/6/14)

からあげ定食 950円(2021/6/26) 大きなももの唐揚げが5つ入り

チキンキーマカレー (1,000円)の出された状態と、カレーをのっけたもの(写真下) ※メニュー改定で廃止

蒸し鶏は特に味付けが無く淡白だが、だからこそ鶏肉のおいしさを味わえる。カレーにたっぷり入ったミンチは粗め・固めで、噛み応えのある食感と旨味を堪能できる。(2021/8/27)

朝メニューのもう一つ、鶏白湯スープの雑炊 700円(2021/9/6)

チキンカレー 850円(2021/10/28) ルーはけっこう甘め

合鴨づくし親子丼 1,250円。親子丼醤油verの鶏肉が合鴨になったもの (2022/1/12)

同店の定番の一つ「鳥重」1,000円。テイクアウトのとり弁当の原型。もも肉の照り焼き、そぼろのほか、レバーと砂肝の甘辛煮、皮を小さく切ってに詰めたものにうずらの卵2個 (2022/3/10)

2022年2月中旬ころに改定された最新メニュー。びっくりするくらいに種類が減った。マニアックの極みであるぼんじり丼をはじめ、シンガポールチキンライス、キーマカレー、チキンカツ関連、朝の雑炊、単品の鳥シュウマイなど。定番以外のメニューが軒並み消えている。

「鳥藤分店」の最高価格帯の親子丼。極み玉子としゃもの親子丼1600円。一番高いのはこのシリーズのカレー版で1900円。卵の黄身の色が鮮やか (2022/9/1)

少し久びりに顔を出したら、また一気にメニュー構成が変わっていた。しゃも、合鴨、塩2号などの通?向けメニューは姿を消し、親子丼2種プラス親子カレーを軸と知るシンプルな構成に。そして高価格帯の追加。

観光客しか来ない街になって、多種多様なメニューを用意する意味がなくなってしまったので、経営的にはこの路線転換は圧倒的に正しい。ただしずっと前から知ってる地元民からするとやっぱ寂しいいなあ。ここにしかないめちゃユニークなメニューがいっぱいあることが楽しみだったので。。。2年前に比べるとメニューは半減以下になってる。

 

こちらは「鳥藤とりそばスタンド」。築地魚河岸のオープンに合わせて出店し、その後ラーメンをメインとした新業態にリニューアル。

鶏肉と豚肉がのった特製しお中華そば1,000円。半ライス無料サービス(2021/4/22)

8月末からの新作冷やし中華、むしどり涼麺(1,000円) ※9月末までの提供

ラーメン主体の店だが定食などご飯ものメニューもいくつか。これはむしどりごはん950円(2021/9/16)。もも肉と胸肉の2種類がたっぷりと

10月29日から超短期間(10/29,30 11/4,5,6のみ)の限定メニューとして出している牡蠣と香味ネギの中華そば 1,300円。牡蠣ラーメンと言えば「やじ満」さんが知られていますが、テイストはかなり違い、こちらは香ばしさ強めのクラシカルな感じ。この期間は特製ポン酢のサービスも。

築地昼はしご2021メニューの原型。2021/11/23限定の鴨南蛮中華そば。こちらは一般メニューで1,100円。昼はしご酒用にはミニ版を500円で提供

「築地場外市場 春まつり」期間限定(4/30.5/2-3)のローストビーフの中華そば 1,500円。近江屋牛肉店とのコラボ商品

“とりそばスタンド版”からあげ定食1,000円。シュウマイ付けて+380円(2個ワンセット)。この日ご飯はバサバサで、唐揚げの質的にも定食を食べるときは「分店」のほうがいいかな。ただ後から来たお客さんのライスを見てると、もう少し色目が良かったのでタイミングが悪かっただけか。。(2022/8/6)

親鶏の四川担々麺、パクチー追加。担々麺の肉は一般的にひき肉(肉みそ)だが、こちらは小さめにカットした鶏肉が多く入っており、親鶏ということもありコロコロとした食感がアクセントになる。ただ標準で1,150円、パクチーを追加すると1,330円とけっこうな価格にはなる。(2023/4/25)

とり油そば 980円 (2023/8/10)

タレのかかった麺を混ぜて、自分で鶏肉玉子のトッピングを載せるスタイル。自家製の辣油は用意も、酢やマヨネーズなどは無し。

 

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〇鳥藤分店 食べログ 3.76(2021/4/30)

住所 中央区築地4-8-6

〇鳥藤とりそばスタンド 食べログ 3.51(2021/4/30)

住所 中央区築地6-26-1 築地魚河岸3階

[公式 鳥藤ホームページ Facebook ]

インスタグラム #鳥藤 #鳥藤分店 #鳥藤とりそばスタンド

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魚河岸三代目 千秋 

築地場外市場ではレアな本格的割烹料理店。ランチは海鮮丼のみ、おすすめ丼(日替わり+まぐろ赤身or漬けor中トロの組み合わせ)、千秋丼(日替わり)、マグロ単体の丼の大きく3形態での提供。

選択肢が少なく派手さは無いので観光客向きではないかもしれないが、季節に合わせて多彩なネタを使っているところ、魚種を絞ることで手軽な価格で美味しい海鮮丼が実現しているところが魅力。ランチタイムも観光客は少なく、ほぼ常連客でいつもいっぱい。刺身の断面の美しさなど、他の海鮮丼専門店とは一線を画しており、「料理人が作った海鮮丼」はこういうものかと実感できる。小鉢も本格的ながらとても手ごろな価格設定。小学館の人気コミック「築地魚河岸三代目」の舞台(この店のオーナーが主人公のモデルで、この店舗も実名で頻繁に登場する)。

この日のお薦めは平鯛で、赤身の漬けとの組み合わせ 1,000円。小鉢2品セットを追加して+200円 (2021/4/6)

この日のお薦めはサクラマス。小鉢2品とともに1,200円 (2021/5/6)

こちらはテイクアウトメニューから。でっかい時鮭が入った「特製海苔弁」1,000円。※テイクアウト情報はこちらから

この日のお薦めは釣りアジ。中トロとの組み合わせで1,500円(2021/6/22)

おすすめが売り切れだったので、漬けと中トロの組み合わせにしてもらって 1,500円 (2021/10/6)

【築地昼はしご2021メニュー】本玉小島の玉子焼きを用いた玉子焼の揚出 500円と、日本酒「黒牛」 (2021/11/23)

おすすめ丼(天然ヒラメと中トロ)、イカのマヨネーズ炒め&小松菜と京揚の煮浸し 計1,700円 (2022/1/25)

この日のおすすめ丼も天然ヒラメ。シーズン終盤とのことだが、身厚でとても美味しい。組み合わせは今回は赤身の方で。小鉢は、魚卵の旨煮と、大根のきんぴら 計1,200円 (2022/4/25)

いわしのたたき丼に、小鉢は根三つ葉と木の子の煮浸し&ニシンの竜田揚げ 計1,200円 (2022/10/24)

ランチメニューがおおよそ2割ずつ値上げされてた(食べログを見ると昨秋には変わっていたみたい)。おすすめ丼1,000円→1,200円に。中とろ入りおすすめ丼1,500円→1,800円

そんななかでも千秋丼は1,000円を維持。この日 (2023/2/17)はメカジキの漬け。量もたっぷりで美味しく、非常にお得感がある。

この日 (2023/3/1)のおすすめ丼だった三色丼は直前で売り切れて、中トロとヤリイカのセットに変更 1,800円。

千秋で生しらすメニューを見たのは初めて。千秋丼として提供 1,000円 (2023/3/6)

おすすめ丼は、ヒラスズキとマグロの赤身の組み合わせで。小鉢は春キャベツと生利節のサラダ&厚焼き玉子 計1,500円 (2023/4/12)

おすすめ丼は、ヒラメ、アジ、赤身の三色丼。小鉢はイカのサラダと、小松菜とあおさの煮浸し(2023/6/15)

夏の市の開催に合わせて、千秋としては珍しい高価格帯の海鮮丼を提供。2023/7/29までの限定

ヒラメ&エンガワ、アイナメ、カンパチ、ケンサキイカ、赤身、中トロの組み合わせ (2023/6/28)

こちらも季節限定メニューの、薬味たっぷりアジ漬け丼。千秋丼として1,200円で提供、7月1日で終了。 (2023/6/29)

2023/9/1の千秋丼はカツオ。切断面がピカピカ艶やか。小鉢はマグロの有馬煮と空心菜と油揚げの炒めもの 計1,300円

カツオの千秋丼でも、前回と今回ではかなり仕上がりが違う。小鉢は、自家製ツナのサラダと茄子のみそ炒め(2023/10/12)

 

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〇魚河岸三代目 千秋 食べログ 3.57(2021/4/29)

[ 公式 ホームページ Facebook ]

インスタグラム #魚河岸三代目千秋

住所 中央区築地4丁目7-5 築地Kyビル 1F

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■ とゝや

もも肉、つくね、ぼんじりを組み合わせた焼き鳥丼3種のみのシンプルなメニュー構成ながら、地元のファンが多い店。(焼き鳥系の店ながら夜営業が無いのも珍しい)

「とゝや」サービス丼  1,100円。もも肉3枚・つくね2枚、鳥スープ付き (2021/4/8)

ちょっとしたおつまみに、鳥皮のにこごりも。 150円(8ピースは300円)と格安設定。

メインとなる焼鳥丼。もも肉5枚とぼんじり1枚はボリュームたっぷり。香ばしさも際立つ(2021/5/8)

つくね焼鳥丼は、もも肉3枚つくね3枚の組み合わせ 1,250円 (2021/6/3)

上新香 250円

サービス丼に、ぼんじりを1枚追加して1,300円 (2022/1/24)

ちょうど一年ぶりくらいの「ととや」さん。人気は健在でこの日(2023/1/30)も10分ほど待ち。地元客2:観光客1くらいのイメージ。つくね丼に温玉を乗せて1,350円

サービス丼をベースに、正肉、ぼんじり、温泉卵を追加した豪華盛り。計1,700円。ぼんじりの入荷は限られているようで、追加のぼんじり(ただし1人1枚まで)は最近復活したとのこと (2023/5/24)

今回は、つくね丼をベースに、ぼんじりと温泉卵を追加 1,600円。(2023/8/18) 

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〇とゝや  食べログ 3.69(2021/4/30)

インスタグラム #とゝや

住所 中央区築地6-21-1

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田所食品

魚卵専門店の「田所食品」が、隣接していた「深大寺そば まるよ」の閉店に伴い、2019年に店舗を拡張して始めたイートイン施設。自社の持ち味を生かした、イクラやタラコなどのお茶漬けがメイン。

新メニューも少しずつ増やしており、最近はパスタ類も拡充。飲食店としては後発ながら、築地場外の”市場らしさ(買い物帰りに軽く食事するイメージ)”を受け継ぐ貴重な存在。お店の方のほんわかした雰囲気も良い。

魚看板メニューの魚卵屋の鮭・いくら親子丼1,650円(2021/4/16)。特製の出汁は飲む出汁として、そしてお茶漬けにも。※いくら価格高騰の影響を受けて、10月以降1,980円に値上げ

4月24日からスタートした、とびっこプチプチ冷製パスタ800円(2021/4/26)

焼きたらこときくらげの出汁茶漬け700円 (2021/5/22)

お茶漬けにするとこんな仕上がりに。

炙り明太子のっけ明太子パスタ 750円(2021/6/8)。パウダー状の唐辛子がふんだんに。ただそんなには辛くはない

鮭いくら親子バターライス 850円 (2021/6/29)  

店頭ではお持ち帰り用におにぎりを販売。常備しているのは、看板商品である明太子・たらこ・紅鮭などだが(これらはいずれも150円)、希望すれば店頭で扱っている商品でその場で作ってくれ、合わせると10数種類ほどになる。

鮭と梅ちりめんの出汁茶漬け 700円(2021/8/31)

10月からの季節限定新メニュー たらこときのこのクリームパスタ 850円(2021/10/9)

明太子と辛子高菜の出汁茶漬 700円 (2021/10/21)

焼きたらこときくらげの出汁茶漬け700円をベースに、破格値の再度メニュを組み合わせたオリジナル茶漬け。松前漬け、菜の花にしん、いかうにかにみその3点を追加し、その分おさまりきらなかったきくらげを抜いて、差し引き900円

たらこパスタ750円に、いかめんたいをトッピング。計850円 (2022/1/7)

冬の特別メニュー あご出し雑煮。餅2個入りで500円とお手頃価格。3月末までの販売

3月14日からスタートした、期間限定・春の新作「さくらと菜の花パスタ」850円(2022/3/23)。さくらのパウダーは、花と葉の塩漬けを粉末にしたもの。菜の花が流通する4月中旬までを販売の目安にしているとのこと。

自家製はちみつレモンスカッシュ 350円 (2022/8/26)

たらこパスタ800円に、いくらトッピング+200円 (2022/8/26)  ※6/20以降、若干の値上げ→最新価格はこちらから

2022年新物、魚卵屋の最強いくら丼 1,800円 (2022/10/31)

朝6~9時限定の朝定食。鮭と明太子が付いて550円は超良心的。地元民&買物客向けのサービス価格。松前漬けは追加購入100円。(2022/11/26)

SNSなどで話題になって、昨秋以降「田所食品」はかなりの行列店に。なかなかふらっと立ち寄ることも難しくなって、この日は久しぶりに(2023/5/9)

鮭と梅ちりめんの出汁茶漬けに、焼きたらこをトッピングして850円。繰り返しになるけど、この店のトッピング価格は破格すぎて、この量のたらこが僅か150円というのが驚く。計850円。

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〇田所食品 食べログ 3.30 (2021/5/1)

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住所 中央区築地4-9-11

★「漁港食堂・市場食堂全国食べ歩きグルメ」紹介記事はこちら

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きつねや

井上(ラーメン)、さかえや(喫茶店)、深大寺そばまるよ(立ち食いそば)が閉店し、瀬川(まぐろどんぶり)も長く休業が続くなど、もんぜき通りの老舗の名店が次々に姿を消していくなか、今も変わらず”市場めし”らしい存在感を誇る「築地グルメ」の定番。

定番のホルモン丼870円(2021/4/20)。10年以上前も800円で提供しており、築地ブーム/インバウンドブームが巻き起こってきたなかでも、実はほとんど値段が上がっていない。

コロナ禍以降テイクアウトもしており、平日はかなりその比重が高い。汁がしみこまないように、器は二段式。価格は店頭で食べるのと同じ870円。

肉豆腐720円に並ライスをつけて計920円 (2021/5/27)。ただし、ここで使っていた豆腐の仕入れ先が廃業し、豆腐を変えるため6月から800円に値上げ。味わいも若干変わるとのこと

きつねやフルスペックver. 生卵、おしんこ、ビールも付けて合計で1.770円 (2021/10/10)

ただご飯とホルモン煮に分けるだけでなく、卵かけご飯+おかず(ホルモン煮)と独立させて食べ進めると少し通っぽく!?

ほとんどの客はホルモン丼を頼むが、牛丼ももう一つの看板。生卵50円を足して計820円 (2022/1/28)

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〇きつねや 食べログ 3.74(2021/5/1)

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住所 中央区築地4-9-12

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つきじ芳野吉弥

築地場外唯一のあなご料理専門店。豊洲の仲卸「芳野分店」の経営。かつては中通りと西通りを結ぶ小さな路地内(現在の「魚政」あたり)にあった店舗(つきじ芳野)の2号店として2013年に誕生し、翌年こちらに店舗統合している。同店では、穴子を”鰻に似せた”ということで「ばかし」と呼ぶ。「芳野分店」の取り扱いの中心は穴子だが、鮮魚も取り扱っており、刺身入りのメニューが非常に高いCPになっている。

コロナ禍でスタートしたテイクアウトの”ばら寿司”が、びっくりするほどの高CPで(現在は提供中止)、いつも即完売となるほど注目を集めた。

海鮮小町 2,420円。煮アナゴ一本と刺身のセット。この日の刺身は、鯛、海老、コハダ、タコ、マグロ。(2021/4/3)。あなご料理店でありながら、鮮魚類もこだわっている。

煮穴子と蒲焼を組み合わせた、看板メニュー「ばかしあい」2,970円 (2021/5/17) 。同店の穴子料理のほとんどは煮穴子で、蒲焼系のメニューはこちらと「よしの」の二種。ただし「ばかしあい」は、大ぶりの肉厚穴子を使っているのに対して、「よしの」は小ぶりの穴子を使用しており、テイストは違う。

【築地昼はしご2021メニュー】この日はテイクアウトのみ。ミニ穴子めしが破格の500円 (2121/11/23)

10食限定メニューの「気晴らし」1,430円。小さめの穴子丼に刺身がふんだんについて、お得なメニュー

リニューアルして、より豪華になった海鮮ばかし 2,800円 (2022/2/4)

まん防期間中は酒類の提供を中止していたので、解除明けに、特選穴子昆布〆1,705円と、ぐるぐる(穴子巻串)693円とともに日本酒をいただく。

特製昼限定白焼き1,650円。サクサクほろりと香ばしく、日本酒の肴に最適 (2022/11/13)

秋ころからスタートした”映えメニュー” こぼれて升 3,000円。特注の2号升に豪華ネタがいっぱい。ウニの下に松前漬けが入っているのが渋い   (2022/11/13)

焼き穴子がドドーンと乗っかったよしの飯 2,013円 (2023/1/13)。個人的には煮穴子より、焼き穴子のほうが好きなので、香ばしさが強くたつ穴子がたっぷりなのがありがたい。

何気にメニューが定期的に入れ替わっており、これが2023/1/13現在の最新。気付いていなかったけど、昨年春ころから「極楽」「遊楽」という廉価版メニューも発売されていた(たぶんランチ限定だった「楽」のリニューアル)。周りはかなりの高確率で「極楽」を頼んでいた。

その遊楽がこちら。煮帆立が入っているのが今までにない特徴。1,500円(2023/4/28)

店頭・店内にある貼り紙。「作り置きをしない」というのを当たり前に思う人は多いかもしれないが、築地場外ではかなりレア。このページに出てる千秋、長生庵は当然にしても、注文を受けてから刺身を切りつけて海鮮丼を作る店が、他にいくつあるか。。。

初荷の1月5日に仕入れた穴子を使った、1/6-8だけの限定メニュー

初荷飯 2,500円。焼き穴子と煮穴子のコンビ (2024/1/6)

 

2024/4/28(日)訪問。GW中だがこのエリアまで来る観光客は限られ、12時でも席の埋まり具合は半分ほど。お酒のアテは、アナゴの佃煮。

穴子専門店だけど鮮魚にも注力している。真鯛、ブリ、本まぐろが3切れずと入って900円。ただしこの日は、いつもに比べるともう一息だったかな。

一本丸ごと串焼きにした一本刺し900円。こちらは気仙沼産だそう。国産穴子の入手はなかなか大変で、この気仙沼や対馬のものが多いそう。

看板メニューの「ばかしあい」より、もう少し小さいサイズの穴子を使った「こばかし」1,900円。小さくても食感はフワフワ。

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〇つきじ芳野吉弥 食べログ 3.68(2021/4/30) 

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インスタグラム #つきじ芳野吉弥

住所 東京都中央区築地6丁目21-5

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■ トラットリア・築地パラディーゾ

築地場外市場のなかで、築地すし大本館と並んでの食べログ最上位点数の店舗。築地らしくふんだんに魚介類を使ったメニューは、見た目も味もインパクト大。

「パラディーゾ」の代表的メニュー。本日入荷した新鮮な貝類とチェリートマトのペスカトーラ リングイネ 1,700円。写真では分からないが、食べ進めるとパスタの下から大きな殻付きハマグリが3つ出てくる。

前菜のサラダもランチとは思えないほどしっかりした内容 (2021/4/14)

これもランチの定番。「魚介類とズッキーニ・チェリートマトの漁師風リゾット レモンの香り」1,700円 (2021/5/13)

北海道根室産真たらとホウレン草、チェリートマトのレモンクリームソース 1,200円 (2021/11/25)

1年4か月ぶりの訪問(2023/3/31)。この日は3名で。まず前菜類から

岩手県陸前髙田産の生牡蠣 900円/個

生クリームを包んだモッツァレラチーズ ブラッティーナ、生ハムと野菜ルーコラのサラダ仕立て 2,800円

ランチセットメニューから、まだ食べたことがなかった、自家製のサルシッチャとラディッキオ パルミジャーノチーズのリゾット 1,500円を注文。

見た目は非常に素っ気ないのだが、味わいが深く重層的でとても美味しかった。

パラディーゾ流 小皿前菜盛合せ4種 2,000円。豚タン、タコなど ※以下4枚、2024/7/6(土)

看板メニューの、本日入荷の貝類とチェリートマトのペスカトーレ風リングイネ。週末版は豪華度も値段も上がって3,600円

自家製サルシッチャとトリュフのリゾット 3,200円

コチのアクアパッツァ 2,800円。大きさ違いが3種ほどあり、小さめのものを選ぶ

 

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〇トラットリア・築地パラディーゾ  食べログ 3.76(2021/4/30)

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住所 中央区築地6-27-3

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築地すし大本館

値上げが進む築地の寿司店のなかでも、セットメニューの最高価格のおまかせは3,500円(税込)で、もう長く値段が変わらないまま(4/28修正。現在は4,180円)。お好みや単品を入れるとそれなりの額になるが、寿司だけ頼む分にはかなりお手頃設定な、本格派大衆店。深夜になっても、ランチと同じ価格で出しているところも入りやすい。(コロナ禍以降、営業時間は22時までに短縮)

夜の時間は常連主体で、昼間は一見客割合が高くなる。週末ランチタイムは並びあり。場内にあった(現豊洲の)超行列店「寿司大」は別経営。系列店では近くに「すし大別館」がある。

2021/4/11のおまかせ3,850円は、ヒラメ(千葉竹岡)、カツオ(紀州勝浦)、ボタンエビ(北海道)、サワラ(三重鳥羽)、アカガイ(山口宇部)、金目鯛(銚子)、釣りアジ(淡路島)、バフンウニ(北海道)、大トロ炙り、穴子(長崎)、巻物/たらこきゅうりとネギトロ3個ずつ、玉子焼き。追加で好きなネタを一品頼めるセレクトは、オニカサゴ(千葉館山)で。

別途、生トリガイ(淡路島)、真ツブガイ(苫小牧)を注文。それぞれ605円。

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グランドメニューもCPはかなりいいが、さらに平日昼間にはランチメニューもある。7貫+巻物で1,000円。10貫+巻物で1,500円。

5月20日のランチ1.5人前は、イカ、ホタテ、赤身、アオヤギ、サワラ、エビ、コハダ、カンパチ、タコ、玉子、鉄火巻3個+河童巻き3個。

写真で見くらべると分かるように、ネタの質感は結構違う。

夜の肴メニューから、あん肝&白子ポン酢盛り合わせ 1,320円 (以下4点、2022/1/25)

スルメイカのごろ焼 1,045円。一品のなかでは最も注文することが多いメニュー。

すし大本館に限らず、初めて食べたコハダ巻き 935円

もう一つ巻き物は、定番のかんぴょう巻き 605円

単品注文で夏らしいものを (2022/8/28)。めいち鯛(伊勢)と真ごち(大洗)

さわら(石巻)。価格はいずれも550円※推定

早くも生いくらが登場。10月くらいまでだそう。

とろたく 1,200円

2022年9月ころから、おまかせの値段が4,180円に。

おつまみ用の神戸産コハダ 1,782円 (計3枚の写真は2023/5/8夜)

七尾のサワラと伊勢のアオヤギ、ともに495円

北海道産特大ボタン海老 1,375円

福島県小名浜産のメヒカリ 1,210円 (2023/9/10)  もっと廉価なイメージだったけど、今ではけっこうな価格になってる

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〇築地すし大本館 食べログ 3.75(2021/5/3)

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住所 中央区築地4-10-7 夕月ビル 2F

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多け乃

「築地すし大本館」の横の細い路地沿いにあり、分かりにくく中身は見えなくて入りにくい。店内もメニューの貼り紙だらけで値段表記がない、接客も素っ気ないなど、何も知らずに入ると戸惑うこと(偶然入ることはほぼないけれど)必須だが、その分コアなファンが多い。

雰囲気は大衆酒場だが、価格帯はちょっとした小料理屋くらい(基本的に時価)。築地らしく、魚介類を中心とした膨大な品数が特徴。中でもカキフライと煮魚が話題になることが多い。

メディアでも取り上げられることが多い、看板メニューのカキフライ。禁酒令直後のためご飯とともに(定食で1,150円)。複数の牡蠣を組み合わせることで、写真のようにはちきれんばかりのふっくらとした仕上がりとなる。4月いっぱいまでの提供。

一人前刺身の盛り合わせを、量と質をアップしてもらったもの。ブリ、マグロ、アイナメ、イシダイ、カレイの5種。価格は不明だが2,500円前後くらいか。(上の2点は2021/4/28夜)

新竹の子と蕗の煮、ブリの刺身、のどぐろの煮つけ小サイズ。個別の価格表記がないため(のどぐろは1,900円)、正確な内訳は分からないが、プラス麦焼酎のお湯割りで、総額4,150円 (2021/4/10夜)

アジのたたきの納豆入りバージョン

揚げているのかというくらいにパリパリ食感の穴子の白焼き。個人的には穴子はふわとろよりパリパリが好み

カサゴの煮つけ。それぞれの単価は不明だが、上記3つのメニューとハイボール、純米大吟醸一杯で計4,950円

2022/12/26のランチメニュー。最近?ミックスフライ定食がランチの看板に

ミックスフライ定食のD。びっくりするほどボリュームがある。

ちょうど旬の富山県産、岩牡蠣 (2022/7/23) 見た目よりボリュームがあり、旨味もたっぷり

この日の刺身の盛り合わせは、ヒラメ、黒むつ、中トロ

ミックスフライ定食は、ご飯味噌汁などを抜いた単品でも注文可能。これは「K」のセットから

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〇多け乃 食べログ 3.73(2021/5/3)

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住所 中央区築地6丁目21-2

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■ 魚河岸バル 築地tamatomi 

築地場外エリアでは珍しく”夜だけの営業”のバル(昼間は親がタバコ屋さんを経営)。カウンターだけの小さな店だが、開店から10年以上に渡って根強いファンを持つ。特に女性客が多い。築地ならではの魚介類をふんだんに用いた多彩なメニューが持ち味。

磯ツブガイ香草ボイル 650円

天然真鯛と春キャベツのソテー 1,600円

時短営業&禁酒令さなかでもあり、メニューは絞り気味 (2021/4/26)

【築地昼はしご2021メニュー】北海道・藻琴湖産しじみを使った、蜆うどん 500円。長生庵とのコラボメニューで、作っていたのは長生庵のオーナーの松本さん (2121/11/23)

久しぶりの通常営業訪問。牡蠣と寒じめホウレン草 軽いクリーム煮 1,850円 (2022/1/15)

ポテトサラダ マグロのコンフィ入り 750円 (2022/1/15)

ソフトクラブシェルのフリット 1,000円 (2022/6/16)

突き出しにオリーブが出ることを忘れて、さらに単品オリーブを注文800円(2022/8/4)

オープン12周年訪問で、スパークワイン「カビッキオーリ バロヴィエ・ピノ・シャルドネ ブリュット」

イワシのハーブソテー 900円 (2022/10/15)

ホタテの温製マリネ/北海道 900円

真鯛カブト焼きビネガーソース/鹿児島1100円。手で持ってかぶりつくスタイル。塩味とソースが相まってとてもおいしく、食べる量も結構あった。ただ、なかなかお客さんへのアピール度が弱くて残念とのこと。

生うにのブルスケッタ 1,950円 (2023/5/24)

ホタルイカとジャガイモ スペイン風ソテー 1,600円。玉子焼きをつぶしてよくかき混ぜて食べる

 

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〇魚河岸バル 築地TAMATOMI 食べログ 3.60(2021/5/3)

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住所 中央区築地4-10-12

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寿司清本店

明治22年の創業の老舗。今でこそ築地場外に寿司屋はたくさん増えたが、かつてはここと僅かな店だけ。特に夜は街全体が真っ暗で、この店のネオンだけが煌々と周りを照らしていてインパクトがあった。そんな店だけに、今や全国規模のチェーン店となり築地の観光化が一気に進んだ中でも、上品なシニアの常連客がついていて、老舗ならではの落ち着いた雰囲気が今も残っている。

2021年5月31日夕方のおまかせは、中トロ、マコガレイ、タイラガイ、真鯛、アジ、スミイカ、大トロ、ズワイガニ、イクラ、エビ、蒸し鮑、穴子の流れで。3,850円。

極ちらし 2,750円(2021/9/23) ※大トロ、中トロ、ボタン海老、子持ち昆布、ズワイガニ、イクラ、ヒラメ、シマアジ、イカ、イワシ、穴子

2022/1/31のランチ「なごみ」のコース1,650円から。

赤身2貫、真鯛の昆布締め、スミイカ、あかえび、イワシ、ネギトロ軍艦、穴子、卵

ネタケース内に立派なタイラガイがあったので追加

1貫440円。身が大きいため半分に切って。そのままのサイズで食べたかったけど、さすがにそれでは寿司の形にはならないか

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〇築地寿司清本店 食べログ 3.46(2021/6/5)

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住所 中央区築地4-13-9

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網兼

65年の歴史を持つ老舗喫茶店。名物ママさんの後を継いで息子さん夫婦が、週に2日・午前だけというわずかな時間だけ開店。巡り合わせが悪いというか、何百回と前を通っても開いているのを見たことがなく、食べログなどの情報サイトもみな「掲載保留」で、もう閉店してしまったものと思い込んでいた。開いているのは木曜日と土曜日の8:30~12時のみ。偶然通って開いていたら超ラッキーな幻?のお店。

メニューはコーヒーのみで、何も言わなくても席に座ると出てくるのがいい。250円の価格設定は25年前から変わらないそう。(2021/11/25)

久しぶりに顔を出したら、メニューにアイスコーヒーが加わっていた。「店内が暑い時に自分が飲みたかったから」と始めたそう。なので、何も注文しなくても自動的に珈琲が出てくるというシチュエーションは無くなった。営業時間も間違って聞いていたみたいで、上記修正しておきました。(2024/6/22)

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〇網兼

インスタグラム #網兼

住所 東京都中央区築地6-27-3

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おにぎり屋 丸豊

築地市場(場内)があった頃は、朝3時から営業していたほどに、築地のファーストフード的なポジションを今に受け継ぐ「丸豊」。ボリュームたっぷり具沢山の個性的なおにぎりが多種多様に揃い、地元客だけではなく観光客からも人気がある。(2024/5/23現在、営業開始は7時から)

同店の代表的なメニューのばくだん263円、鯱天309円。あさりの炊き込み240円。イートインスペース&海鮮メニューもあるが、基本的にはおにぎりのほうがおすすめ。

鮭わさび 218円、梅ちりめん240円 (2021/7/8)

醤油飯タイプの二つ。牡蠣めし263円とタコめし218円。牡蠣は中にも2つの計3つ、タコは中に細かく刻んだものがたくさん

鮭のおにぎりも甘口と辛口があるのがさすが築地。こちらは辛口でしっかりピリリと。梅ひじきと合わせて457円(2022/8/22)

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〇おにぎり屋 丸豊 食べログ 3.58(2021/5/3)

インスタグラム #丸豊 #おにぎり屋丸豊

住所 中央区築地4-9-9

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<取材・文 事務局 北村 和郎>

 

◆関連ブログ◆ 漁港食堂・市場食堂全国食べ歩き ※ごく一部を抜粋して紹介

【宮城県】

◎閖上朝市食べ歩き&「カフェマルタ」でしらすパスタ
◎塩釜水産物仲卸市場「市場食堂只野」で海鮮丼

【福島県】

◎松川浦港「浜の駅 松川浦」”浜の台所くぁせっと”でホッキ三色丼

【東京都】
豊洲市場「やじ満」牡蠣ラーメンとシューマイ。市場の中の写真も
太田市場「ゆたか鮨」おまかせ&塩かっぱ「三洋食堂」
淀橋市場「伊勢屋食堂」松川カレイの刺身定食
足立市場「しいはし食堂」ブリの照り焼きとまぐろブツのセット
豊島市場前「ナニコレ食堂」で昼飲み&モーニング

【神奈川県】
◎柴漁港「小柴のどんぶりや」穴子丼一本盛り
◎平塚漁港「平塚漁港の食堂」刺身・焼き鯖てんこ盛り定食
◎大磯漁港「めしや 大磯港」の夜営業。刺し盛り、かさごの唐揚げ、目鯛の塩焼き
◎福浦港「福浦漁港みなと食堂」初島定食、生しらす

【千葉県】
◎木更津魚市場「KUttaA」KUttA丼と江戸前オイスター
◎保田漁港「ばんや本館」あじくらべ・イカかき揚げ天丼

【静岡県】
◎田子の浦港「漁協食堂」しらす丼(赤富士丼)とたみこちゃん
◎由比港「浜のかきあげや」生桜えび丼と桜えびのかき揚げ
◎大井川漁港「さくら」桜えび丼&しらす釜揚げ丼に生桜えびとかき揚げをプラス

【三重県】
◎桑名漁港「はまぐりプラザ」赤須賀定食、特大蛤の酒蒸し

【富山県】
◎氷見漁港「魚市場食堂」氷見浜丼

【福井県】
◎福井市中央卸売市場「群青」せいこ丼

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